モンゴルからの特定技能外国人を受け入れる手順

今回は、モンゴルからの特定技能外国人を受け入れる手順についてご紹介します。

結論から申しますと、御社で全ての手続きを行いモンゴルから特定技能外国人を受け入れるには、
GOLWS(モンゴル労働・社会保障省労働福祉サービス庁)とのやりとりが必要
です。

では受け入れのフローを分かりやすくご説明します。

受け入れ手続きのフロー

GOLWSとの双務契約

まずGOLWSと契約を取りかわします。

双務契約を締結すると、日本の受入機関(又は職業紹介事業者)は GOLWSのデータベースにアクセスできるようになります。
GOLWSのデータベースでは「特定技能モンゴル人候補者表」の情報が閲覧可能です。

双務契約を締結する際は、下記のGOLWSの連絡窓口まで連絡してください。

また,双務契約書のひな型は、GOLWSのホームページ(モンゴル語)に掲載されています。

STEP
1

特定技能モンゴル人候補者表の提供・通知

GOLWSが「特定技能モンゴル人候補者表」を作成し、受入機関(又は職業紹介事業者)に情報を提供します。

受入機関は提供された「特定技能モンゴル人候補者表」から、雇用したい人材の選定を行います。

選定に際しては、面接も可能です。

注)2020年6月時点でGOLWSの同データベースは整備中です。データベースが整備されるまでは、「特定技能モンゴル人候補者表」を電子メールで提供するとのことです。

STEP
2

雇用契約の締結

受入機関とモンゴル国籍の方の間で、特定技能に係る雇用契約を締結します。

モンゴルの制度上、締結された雇用契約等の書類はGOLWSを介して雇用契約の相手方であるモンゴル国籍の方に送付されます。

STEP
3

在留資格認定証明書の交付申請

地方出入国在留管理官署に出向いて特定技能に係る在留資格認定証明書の交付申請を行います。

同証明書が交付された後、雇用契約の相手方に対し、直接もしくはGOLWSを介して同証明書の原本を郵送します。

STEP
4

ビザ発給・入国

GOLWSが在モンゴル日本国大使館に対して特定技能に係るビザ発給申請を行います。申請が通れば、ビザとパスポートがモンゴル国籍の方に送付されます。

モンゴル人労働者の方が日本に入国する際に上陸審査が行われ、認められれば「特定技能」の在留資格が付与されます。

STEP
5

以上が、モンゴルから特定技能外国人を受け入れる手順です。

よくあるQ&A

モンゴル労働・社会保障省労働福祉サービス庁(GOLWS)と双務契約を締結することなくモンゴルに在住するモンゴル国籍の方と雇用契約を締結することはできますか。

原則的にはGOLWSとの締結が必要です。ただし、すでに日本に在住しているモンゴル国籍の方を雇用する場合には、双務契約の締結は不要とのことです。

「特定技能モンゴル人候補者表」の提供を受けるためには、手数料が必要でしょうか。

GOLWSによると、2年ごとに250米ドル程度(25,000円程度)のシステム利用手数料が必要とのことです。

モンゴル労働・社会保障省労働福祉サービス庁(GOLWS)
電話番号(国際電話) +976-7712-1285 (日本語対応可)
メールアドレス ssw@hudulmur-halamj.gov.mn (日本語対応可)

ハローマッチについて

弊社では特定技能外国人を紹介するだけでなく、社宅代行から在留許可申請の取次、登録支援機関として支援サポートを行っております。

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