特定技能外国人に求められる日本語レベル
特定技能は技能実習とは違い日本語試験のほかに技能試験も合格しなければなりません。
ですので、特定技能で来る外国人は日本で働きたいと夢をもって、母国で勉強して試験にクリアしてようやく日本での仕事が出来るわけです。
今回はその日本語のレベルと受験する動機などを解説していきます。
まず日本語試験は2種類用意されています
一つは日本語能力試験で別名JLPTといいます。
もう一つは特定技能の創設で出来た国際交流基金日本語基礎テストで別名JFTベーシックです。
それぞれの試験名と試験実施団体は以下の通りです。
特定技能で必要な日本語試験
次はレベルについてです。
日本人が受ける試験ではないので分からない方も多いかと思いますがご安心ください。
具体的な説明がしっかり各団体のサイトに載っております。
日本語能力試験と国際交流基金日本語基礎テストのレベルは
N4やA2レベルとは?
日本語能力試験 N4レベル【JLPT】
日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解することができる
国際交流基金日本語基礎テスト【JFTベーシック】
ごく基本的な個人的情報や家族情報、買い物、近所、仕事など、直接的関係がある領域に関する、よく使われる文や表現が理解できる。
簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄についての情報交換に応ずることができる。
自分の背景や身の回りの状況や、直接的な必要性のある領域の事柄を簡単な言葉で説明できる。
どうでしょうか?
これだけの力を外国人労働者は身に着けてやってきます。
受け入れる企業も心強いですね。
また企業側も頑張って来日した未来の外国人労働者リーダーの育成をしていく為にしっかりとした支援計画を作成して、政府に提出しなければいけません。
弊社サービスのハローマッチなら支援計画の作成と提出もサービスの範囲内なので、バッチリご安心ください。
次は試験を受けるにあたっての情報です
日本語能力試験
【日本語能力試験】
試験日:毎年7月と12月の第一日曜日に開催されます
試験実施場所:日本では全47都道府県で開催されます。
他国でも実施しています
試験方法:マークシート方式
■受験申し込み:下記サイトより申し込みが出来ます
【国際交流基金日本語基礎テスト】JFTベーシック
試験日:こちらを参照ください
試験実施場所:日本では開催されません
他国では2020年9月現在で
【モンゴル・インドネシア・カンボジア・フィリピン・ネパール】です。
試験方法:マークシート方式
ここまでで大枠はつかめましたか?
それでは試験を受ける人たちのデータを見ていきます。
これで、試験を受ける外国人の年齢層や目的などがわかりますよ。
日本語試験の各種データ
まずはどのような人が受けているのかグラフで見てみましょう。
【国際交流基金日本語基礎テストを受ける外国人の属性】
42%が大学生等の若い世代です。
また、社会人も27%と高い比率です。
これは日本で仕事をしたい、若しくは日本にかかわる仕事がしたいと考える外国人が多いことがわかります。
さて、それでは次
【日本試験を受ける動機】
33%が仕事の為に身に着けていることがわかります。
また、自分の実力が知りたいという回答もありますが、日本でしか使えない日本語を専攻しているわけですから、33%のうちの半数以上は仕事で活用することを考えていると見ていいかと思います。
それでは、受験者数の推移を見てみましょう。
【日本語試験の受験者の推移】
どうでしょう。
右肩上がりに増えているのがお分かりいただけるかと思います。
ここからまだ日本は外国人にとって魅力ある国だと思ってもらえています。
これからの日本を更に力強く前進させるために若い外国人の力を借りて共に魅力ある日本を発信し続けていかなければなりません。
この水位が落ち込むときは日本の魅力が薄れ、労働力不足待ったなしの状態です。
今回は特定技能外国人が受ける日本語試験についての情報でした。
ここから、外国人が日本語試験を受ける背景や属性なども含めて知ってもらえたらと思います。
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